2017年2月3日金曜日

BMW R100 TRADで行く信州キャンプツーリング


2016年11月頃の話。

毎年恒例、9月中旬の北海道キャンプツーリングを無事に終えたんだけど、満たされていたはずのキャンプ欲が再沸。

路面凍結する前に、以前から気になっていた長野県のキャンプ場までツーリングすることにした。

陣馬形山キャンプ場

(以下、引用)
標高1,445mに位置する「陣馬形山じんばがたやま」山頂にある無料のキャンプスペース。中央・南アルプス、伊那谷を一望できる絶景から「天空のキャンプ場」と呼ばれています。雲海、夕焼け、星空、夜明けなども楽しめます。
(引用おわり)

南信州は諏訪のあたりで折り返さなきゃいけないからアクセス悪くて行ったことなかったけど、周辺のグルメや観光地をググってみたら案外たのしそう。




前日のうちにパッキングを済ませ、早朝のうちに都内を出発。

トラッドでのキャンプツーリングは今回が2回目。

BMW R100 TRADで行く高原キャンプツーリング

前回と違って今回はパニアケースを外してサイドバッグ、ドライバック2つに荷物を詰め込んで積載した。

DEGNER 防水サイドバッグを購入
  

セパハンを調整したとはいえ、やはり手首への不安がある前傾姿勢。

一体型ETCをシガーソケット加工

Kawasaki VN2000につけてた一体型ETCをシガーソケット加工してR100でも使えるようにしたから、行きは相模湖あたりまで高速。

そこからのんびり甲州街道で諏訪まで走った。



途中、おぎのや諏訪インター店で昼休憩。

峠の釜飯は本当に最高。



諏訪からは国道152号線で伊那方面に南下。



密かに収集しているダムカードをもらうべく、美和ダムに立ち寄った。

期待もなにもなかったんだけど、日本のダム100選に選ばれているらしく、美和湖の水面に映る山々が綺麗だった。



目的地の陣馬形山キャンプ場までの道程は分岐がわかりずらいというネット情報があったからヤフーカーナビまかせでひた走ってたら、離合困難な山道に突入。


今回もドライバック2つを積み上げて若干不安定なトラッド、細い道、Uターンなどでバランスを崩さないよう気をつけて走り続け、無事、キャンプ場の駐車場に到着。


ちょうどキャンプサイト横の駐車場が工事中とかで、かなり手前の駐車場から荷物を運ぶことになって大変だった。



キャンプサイトはこの見晴らし。

天気も良くて気持ちよかった〜。

実はこの日はまだ買い出しをしていなかったから、過去最速のテント設営。



今回も使用テントはコールマンのワイドツーリング。

 

無料のサイトだから混むのかな〜と心配だったけど、オフシーズンってこともあって空いてて良かった。

しかしここは山頂のキャンプ場、周辺道路に街灯なんて当然ないから日が沈む前に買い出しを済ませて帰ってきたい。

急いで山を降りて伊那市のスーパーで買い出しを終え、再びキャンプ場に戻ってきたときにはすでに夕暮れ時。


山頂の展望台に登ってみると、伊那の町並みと中央アルプスを一望できた。






反対側を振り返ると、南アルプスに夕陽で染まっていた。





はぁ〜、最高のやつ〜、。


トワイライト、大好きな時間に突入。




手持ち×最大望遠での撮影だからブレブレ。

しかも11月上旬の標高1,500m、さすがに陽が沈むと寒くて凍えそう。



身体も冷えきってしまったからテントに戻って夕飯の仕度。

暗くなったからガソリンランタンを点灯〜。


  

今回もコールマンのModel229を持ってきたんだけど、ハードケースから取り出したらホヤが割れてしまっていた、。

Coleman Model229 デュアルフューエルランタンを購入

余談だけど、これが契機で最近プリムスのマイクロンランタンを買うに至った。

PRIMUS P-541 マイクロンランタンを購入



この日のキャンプ飯もステーキ。

なんったって、スキレットで焼くステーキは最乃高!



はみ出したって気にしない!



総菜コーナーで買ったポテサラを焼いて添えるのも最高。


ご飯はアルファ米で、最近これが定番化してる。

シェラカップで簡単に炊けるし片付けも楽すぎる。



信州っぽいお酒をチョイス。

なんったって寒すぎて酒がすすまない。

そうそう、この日はメインバーナーにコールマンのガソリンストーブをチョイス。

 

最近、SOTOのMUKAストーブはガソリン漏れが激しくて、北海道キャンプツーリング2016も嵩張るけどコールマン積んでいった。



このストーブは遠赤外線ヒーターを到着できて、そのうえで調理できるのが良い。



コールマンのワイドツーリングは前室が広いから、寒くなったらヒーターで暖をとりながら前室でチョコレートミルクつくった。



さっき飲んだリンゴチューハイの百万倍美味しかった。



寝る前にカメラとミニ三脚をもって展望台に向かう。



伊那市の夜景。

街が明るいからあまり期待していなかったんだけど、見上げてみると星空も綺麗だった。



うっすらと天の川。

光線は流れ星ではなくて人工衛星、かな。


他にも何人か夜景を撮影しに展望台に来てるひとがいた。

写真もたくさん撮ったし、テントに戻って就寝。



翌朝、日の出をみるために早めの起床。

再び展望台に登ると、ちょうど日が昇るところだった。




昨日の日没時は夕陽が南アルプスの山肌を染めていったけど、今回は中央アルプスの山肌が朝陽で染まっていった。

南アルプス山頂からの日の出。




陣馬形山キャンプ場は早朝に雲海の発生率が高いらしいから楽しみにしてたんだけど、残念ながらこの日は発生せず。



遠くのほうにうっすら雲海?っぽいものが見えただけ。



テントに戻ると、夜間はだいぶ冷え込んだみたいでアウターに霜がついてた。



朝早くに出発しても周辺道路が凍結してるかもしれないから、ゆっくり片付けをしながら出発の準備。

の前に、モーニングコーヒーと朝食代わりのクリフバー。



今回は荷物を減らすためにユニフレームのコーヒーバネットを使用。



いろんなサイズが出てるけど大は小を兼ねるのでグランデサイズ。

今回初めて使ったんだけど、フィルターとドリッパーの接地面積が少ないから抽出が早くて、雑味の少ないあっさりした味になった。

抽出時間をコントロールするならフィルター2枚重ねとかかな。

コンパクトだし、評価が高いのも頷ける製品。


そうそう、ヘリノックスはタクティカルチェアを愛用してるんだけど、ワッペンを貼ったら超可愛くなった。



なにげにコールマンのワイドツーリングと同色。

 

ベロクロが縫い付けてあるのはタクティカルチェアだけなのかな。

出発前に再度、展望台で写真撮影。








陣馬形山キャンプ場まじで最高だったな、、絶対にまた来よう、。

駐車場に戻ってトラッドに荷物を積んでしっかり固定。



天気は最高〜!出発〜!



最初の目的にに向かって走ってると、いきなり巨大なループ橋が出現。


しゅごい、、かっこいい、。

山道をひた走り、バイクを降りて山道をひた歩き、着いた先はこの景色。




日本のチロル!下粟の里!

有名な撮影地点である天空の里ビューポイントまでは山道を片道30分。

VANSONのクッソ重たいライダースとライダーブーツでよく頑張ったなと。


そういえば紅葉も始まってて綺麗だった。

でも、もう少し遅い時期だったら下粟の里が紅葉に包まれてたのかな、と思うとちょっと惜しい気持ちになったり。

山道を戻ってはんば亭で昼食&休憩。


古代芋?を使った芋田楽を食べたんだけど、甘いクルミ味噌ダレがかかっててメチャ美味だった。

下粟の里自体とっても山奥の僻地にあるんだけど、はんば亭は駐車無料だしメニューもどれも良心的でホスピタリティを感じた。また来よう。

で、ここからが苦行だったんだけど、今回の信州ツーリングでどうしても行きたかったのが御嶽山スカイライン。

下粟の里からは約150kmで約3時間。

はんば亭を出たのが13時過ぎだったから日没間際に到着予定。

どうしようか悩みつつ、でも滅多にこないエリアだから思い、行けるところまで行ってみることにした。

でで、数時間後。

御嶽山スカイラインをクライムして最終地点の御岳県立自然公園駐車場に到着。


ダレモイナイ、。



日もかなり落ちてきてたから缶コーヒーしばいて下山開始。



御岳山スカイライン、登ってるときは急いでいたのもあってあまり気がつかなかったんだけど、下ってるときにその景観の良さに感動した。




この時間に来れたのも結果オーライかも。


さぁて、帰ろうか。


がしかし、ここからが寒さとの壮絶な戦いで、寒さで身体に力がはいって手首や腰やらが痛くなって、翌日の仕事を休んで長野で一泊するか本気で悩んだ。



リビングデッド帰宅。

2日間の総走行距離は800kmぐらいだったかな、燃費は17〜19kmぐらいでけっこう良かった。

トラッドでキャンプツーリングする度に、シングルシート取り付けるのに躊躇しちゃって困る。

次はどこに行こうかな。





おわり。

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