2016年3月〜8月頃の話。
なんとなく自分のなかでカフェレーサーカスタムで外せないメニューは、セパレートハンドル・バックステップ・シングルシートの3つ。
このうち、セパハン化に挑戦したんだけど、知識も技量も工具もない状況からのスタートだったから完了するまで2ヶ月以上かかった。
作業をすすめるうちに工具が必要になったり、海外からパーツを取り寄せたりって感じ。
某有名ショップの世話にはならず、自分だけのカフェカスタムってのがコンセプトだから、決してオススメできない荒技なんかも織り交ぜつつ、セパハン化していったのが今回の記事。
長期間にわたったため写真は多め、文字は少なめ。
まずはハンドルカバーを外して、ハンドル周りの全容把握に努める。
BMW R100 TRADにはグリップヒーターが標準装備されてて、鳥取から帰ってくるときも重宝したんだけど、これは思い切って取り外すことにした。
初めてのハンドル周り作業に加え、全くもって理解できない電装系が相俟って、頭はパニック状態。
とりあえずウインカーを取り外して、コクピットカウルを外した。
ウインカーステーもちょっと考えなくては。
スクリーンの黄ばみがヤバい。
これは後日、研磨して少し綺麗にした。
あと電圧計と時計がけっこうヤラれてて、特に時計はカバーが割れてたから違う計器を入れることにした。
巨大なナットを取り外すべく、まずはサイズを確認。
で、毎度お世話になっている工具店のストレートで色々と購入。
固着してそうだし外れるか不安。
徐々にバラけてきた。
ここで、セパハンに必要なハンドルとクランプを購入。
デイトナ(DAYTONA)
削り出しセパレートハンドル/アングルバー2本セット シルバー 69465
デイトナ(DAYTONA)
削り出しセパレートハンドル/クランプ左右セット φ41mm シルバー 69450
セパハンはフォークに取り付けるわけだけど、R100モノサスのフォーク径は38.5mm。
これがかなりのクセモノで、こんな規格の商品は売ってないし、海外から有名メーカーのを取り寄せるとかなり高額になってしまう。
そこで、デイトナの汎用品で安く済ませ、ホムセンでアルミ板を買ってきてフォークに巻き付けて38.5mmと41mmを調整した。
鳥取から帰ってくるときにウォブルが酷かったから、アルミで少しは振動が吸収されたらいいな〜とも思ったり。
覚悟は決まったから解体に取りかかる。
ハンドル取っ払ったら可哀想な姿になった、。
カウルステーも錆で塗装が浮いてしまってる。
弁当箱メーターも取り外す。
これがトップブリッジの下側についてるメーターのマウント。
41mmナットも無事に外れた。
ヘッドライトの錆も酷い。
センターナットも外れた。
取り外したハンドルにはグリップヒーターの名残。
アクセル側はそのまま再利用。
フォークにセパハンのクランプつけようとしたら筒状のヘッドライドステーが邪魔をする。
どうやらこの筒状のやつはR80とかR100トラッドにのみ採用されているらしい。
なので、ヘッドライトステーも取り外した。
今回、moto-binsで新たに購入したヘッドライトステー。
moto-bins
これも途中で必要になって海外から直送。
FedExで1週間ぐらいで着いたけど、その間は作業も中断。
ヘッドライトにはサビ取り剤を塗付。
で、ヘッドライトステーを取付け。
当然これもフォーク径38.5mmに対応している必要がある。
ハンドルクランプも付けて、大体の位置決め。
ハンドルも取り付けてみる。
アルミのトップブリッジについては次回。
で、デイトナのハンドルバーに左右ハンドルASSYを組み付けようとしたら、ここでもまた問題が発覚。
一般的なハンドル径が22.2mmなの対し、BMW R100のハンドル径は22.0mm。
つまり、0.2mm小さいハンドルについていた左右のハンドルASSYは、22.2mmのハンドルバーにはつかないってわけ。
これは色々とネット検索をして、ハンドルASSYの内径をヤスリでホーニングすることで事なきを得た。
長くなってきたから今回はここまで。
セパハンの仕上げ、トップブリッジに取付けは次回。
(続き)BMW R100 TRAD レストア&カスタム(トップブリッジ交換)
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