2015年2月26日木曜日

LML Stella125のキャブレターセッティングについて


2015年1月頃の話。

先日のビッグキャブ&マフラー取付けに関連して、キャブレター設定の話。

今回取り付けたPOLINI Carburetor Kitは、MIKUNI VM22POLINI製のマニホールドやアクセルワイヤーが付属したキット。165ccのボアアップにも対応したキャブだからメインジェットとパイロットジェットは少し大きめの番手が付属している。

マフラーとキャブの取付けは某ショップにお願いしたんだけど、作業してくれた店員さんの話だとマフラー交換だけだとかなり濃い燃調になってしまい、パイロットスクリュー4.5回転戻しでようやく調整できたらしい。


LMLスターデラックス125150の標準キャブはKEIHIN PB18で、取り外したキャブのジェット番手を確認するとメインジェット#90とパイロットジェット#40がデフォみたい(150は番手が違うのかも)。

一般的には排気量125ccのバイクのキャブは2224mmが一般的みたいだから、スターデラックスはかなり抑えめな設定になっているんだけど、この辺りはきっと純正マフラーと純正フィルターの構造が関係しているんじゃないかなって思う。

以前にマフラー&フィルターについて調べてるうちに気になる記事を見つけたんだけど、LMLスターデラックスの純正マフラーはリストラクターパイプ?とかいうものが組み込まれていて、その構造上、吹き抜けが悪い(回転数を抑える?)設計になっているみたい。
海外のフォーラムでも、純正マフラーを変えるだけで加速がスゴイよ!最高速5kmアップしたよ!なんて書き込みが多いのはそれが原因なんだろうな。

エアフィルターもかなりキメ細かい効率の悪いスポンジが二層で詰め込まれてるから、吸気効率&排気効率はかなり悪いんじゃないかな。

そんな設計だからキャブレターも18mmでバランスとれて、脅威の燃費60km/L(メーカー公表値←ホンマかいな笑)に貢献してるんだと思う。

インド国内の環境規制はどうってことないんだろうけど、欧州でそのまま販売するためにマフラーは複雑な構造をしているのかも。それにインドは道路に粉塵が多いからフィルターのキメが細かいのも納得。

いやー、インド人すげぇ。頭いいぃ~!

おわり。

キャブセッティング記録(旧→新)
20137
KEIHIN PB18(純正キャブ)&純正マフラー&純正フィルター&純正エアインテーク
メインジェット#90/パイロットジェット#40/ニードル??/パイロットスクリュー??
20151
MIKUNI VM22PINASCOマフラー&純正フィルター&純正エアインテーク
メインジェット#100/パイロットジェット#15/ニードル3段目(中央) /パイロットスクリュー4.5回転戻し

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